1万通貨の取引で20円です。1,000通貨なら2円、10万通貨なら200円になります。
スプレッドとは
売値(BID)と買値(ASK)の差がスプレッドです。取引を始めた時点でこの差の分だけ損が出ている状態になるため、実質的な取引コストになります。
銭を円に直す
米ドル/円では、1銭=0.01円です。スプレッド0.2銭なら、1通貨あたり0.002円のコストになります。
| 数量 | スプレッド0.2銭のコスト | 0.9銭のコスト |
|---|---|---|
| 1,000通貨 | 2円 | 9円 |
| 10,000通貨 | 20円 | 90円 |
| 100,000通貨 | 200円 | 900円 |
広告の数字がいつも適用されるわけではありません
「原則固定」と書かれていても、早朝や経済指標の発表前後など、相場が大きく動く時間帯には広がることがあります。
金融先物取引業協会の自主規制規則の細則では、広告にスプレッドを表示する会社に対して、その水準を実際にどれだけ提示できていたかの割合(提示率)を定期的に公表することが定められています。細則の本文は協会のPDFで読めます。
各社は自社のサイトでこの実績を公表しています。広告の数字ではなく、この提示率を見るほうが、実際の取引環境に近いことが分かります。掲載している会社の提示率は条件の一覧に並べています。
拡大したときの上限
時間帯ごとの上限を数字で公表している会社と、「上限は一定値に限定されない」と書いている会社があります。同じ「原則固定」でも、外れたときにどこまで広がりうるかは違います。
スプレッドのほかに手数料がかかる会社があります
国内FXは取引手数料が無料の会社が多く、そのためスプレッドだけがコストになると説明されがちです。ただし数量に応じた手数料をとる会社もあります。
この場合、スプレッドが狭くても、手数料と合わせると別の会社より高くなることがあります。スプレッドと手数料は必ず一緒に見てください。会社ごとの扱いは条件の一覧に載せています。
気をつけること
- 「原則固定」は、常にその数字が出ていることを約束するものではありません。早朝、経済指標の発表前後、相場が急に動いたときには広がります。
- 広告の数字だけで比べると、実際のコストを見誤ります。提示率と、拡大したときの上限を公表しているかを合わせて見てください。
- 取引手数料がかかる会社があります。スプレッドが0でも、手数料を含めるとコストが発生します。
- ここに書いた金額は米ドル/円で計算した例です。通貨ペアが変わると、1銭あたりの金額も変わります。
出典:一般社団法人 金融先物取引業協会「広告等の表示及び景品類の提供に関する自主規制規則 第9条に関する細則」(2026-08-13確認)。計算の前提:米ドル/円。金額はスプレッドと数量から計算した理論値です。